展 示 室

濁点付文字

このコーナーでは、濁点および半濁点付の文字を紹介いたします。
記念組曲などではどうしても「ガ」や「パ」が必要になることがあるため、結構な数が作られています。
作者がどのように濁点を処理したか、見比べてみるのも一興でしょう。

■ 作意手順を見るには

作者名をクリックして次のページに進んでください。
駒を動かして作意手順が確認できます。
※Java を有効にしておいてください。


 

濁−1

星野 健司氏作   【詰上り図】

5手詰、あぶり出し、「ダ」の字。よくまあ創る気になったものです。出来上がってみれば移動合まで入り、超短編曲詰の傑作が誕生しました。


濁−2

馬詰 恒司氏作   【詰上り図】

濁点のつく文字は、やはり濁点の作り方が肝心です。本作は12金を質駒にすることで、難しい処理に難なく成功しています。


濁−3

市島 啓樹氏作   【詰上り図】

濁点を作る右上の配置を最大限に活かした馬の飛び込み、角捨ては鮮やかの一語。一桁手数のあぶり出しでは最高峰の逸品です。


濁−4

谷口 均氏作   【詰上り図】

短手数でも密度の濃い、いかにも谷口氏らしい構成の好作です。全く無理がありません。


濁−5

岡本 眞一郎氏作   【詰上り図】

こんな難しい文字でも駒取りは合駒のみ。歩詰を絡めた自然な手順と鮮やかな詰上りに脱帽です。


濁−6

馬屋原 剛氏作   【詰上り図】

2度目の56銀捨てからの怒涛の収束は迫力満点。濁点の角度にはクレームがついてしまいましたが(笑)、内容には文句のつけようがありません。




   
 
 

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