展 示 室

干支に使われている文字は、年賀詰が作られることによって作品数が多くなる――はずなのに、「ウ」の字はそれほどではありません。なぜ?

■ 作意手順を見るには

作者名をクリックして次のページに進んでください。
駒を動かして作意手順が確認できます。
※Java を有効にしておいてください。

 

ウ−1

平井 康雄氏作   【詰上り図】

作者は既にイロハ46文字(「ヰ」と「ヱ」を除く)を完成している(※注)とのことで、そうなると全局合駒入りは史上初の快挙となります。

(※注:2008年1月、遂に全局完成されました。作者のHP詰将棋劇場をご参照ください。)


ウ−2

角 建逸氏作   【詰上り図】

65への龍の利きを巡って、白熱の攻防が展開されます。作者が『最も気に入っている曲詰』と言うのも頷ける傑作です。


ウ−3

三角 淳氏作   【詰上り図】

いたずらに難解に走らず、解いて気持ちの良い手順を目指す。これは三角氏の曲詰に共通する姿勢と言えるでしょう。


ウ−4

水上 仁氏作   【詰上り図】

我らが水上社長の登場です。「ウ」の字では初めてではないかと思われる、44玉型の詰上りが目を引きます。


ウ−5

馬屋原 剛氏作   【詰上り図】

今、期待の俊英が手がけたあぶり出し。冬眠蛙さんのHP「冬眠蛙の冬眠日記」で開催された『プレ短コン』で1位(「ゴ」)と4位(本作)になり、確かな創作力を見せてくれました。




   
 
 

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