展 示 室

詰上り駒数が最も少ない「ヘ」の字は、やはり創作の難しい字型です。どうしても同じような収束になりやすく、しっかり逆算しないとなかなか新味が出せません。

■ 作意手順を見るには

作者名をクリックして次のページに進んでください。
駒を動かして作意手順が確認できます。
※Java を有効にしておいてください。


 

ヘ−1

小川 悦勇氏作   【詰上り図】

21手後に効果の現れる伏線を着想し、実現する。そこに、卓越した構想力・創作力だけでなく、作者の並外れた意志の強さを感じます。名作です。


ヘ−2

平井 康雄氏作   【詰上り図】

「ハ」や「ヘ」の字では無防備に近い図がよく見られますが、純然たる無防備玉は希少です。清涼詰より少ないと思われます。


ヘ−3

服部 彰夫氏作   【詰上り図】

44金を質に見た妙手が連発します。決して難解なだけではない、作者本領発揮の一局と言えるでしょう。


ヘ−4

森本 哲司氏作   【詰上り図】

これが字になるなんて思いませんよね、普通。手順にも角の限定移動などあり、意外性だけの作品ではありません。


ヘ−5

遊星人氏作   【詰上り図】

田舎の曲詰は採用対象外でしたが、本作は例外。 『盤上最小の配置曲詰』 という狙いを持った作品だからです。




   
 
 

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