展 示 室

「ト」の字は作品数が多いうえに好作揃い。数では「イ」などに敵いませんが、質と量のレベルの高さは48文字中最高かも知れません。

■ 作意手順を見るには

作者名をクリックして次のページに進んでください。
駒を動かして作意手順が確認できます。
※Java を有効にしておいてください。


 

ト−1

伊藤 路歩氏作   【詰上り図】

作者は丸山氏、門脇氏、田中(至)氏に続く、4人目のイロハ全局達成者です。駒がぶつかり合う武骨な手順が持ち味で、駒取りなしの本作はむしろ異色作かも知れません。


ト−2

三輪 勝昭氏作   【詰上り図】

作者としては最も初期の曲詰です。一筆書きのような自然な手順が美しい小品ですが、 10手目の変化の作り方に、作者の特徴が良く表れています。


ト−3

柳田 明氏作   【詰上り図】

作者としては軽作の部類でしょうが、好形で駒取りもなくスッキリ仕上がっていて、私はこういうのが大好きです。


ト−4

平井 康雄氏作   【詰上り図】

序から収束まで自然な流れの中できれいにまとまっていて、全く非の打ち所がありません。


ト−5

首 猛夫氏作   【詰上り図】

般若一族とは思えぬ可愛い小品。作者当てに使ったらこれほどの難問はないでしょう。


ト−6

新ヶ江 幸弘氏作   【詰上り図】

銀の押売りに満足せず、伏線的な桂合を執念で実現させてしまう作者。そしてまた一つ、名作が生まれました。


ト−7

橋本 孝治氏作   【詰上り図】

ご存知『ミクロコスモス』の作者による貴重な曲詰。ため息が出るほど美しい完成品です。


ト−8

服部 彰夫氏作   【詰上り図】

同じ作者の「イ」の字と同様、歩なし全駒使用で金追い手順入りの姉妹作です。内容はこちらに軍配か。




   
 
 

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