鑑 賞 室

巧妙な手順、きれいに浮かび上がる文字。
“一局で二度おいしい” あぶり出しならではの楽しさ、面白さを、じっくりとご覧ください。



※将棋盤右上の「発表」年月は、原則として結果発表月を表しています。



ヤ−1 谷口 均氏作



掲載誌 詰パラ
出  題 1985年3月
結果発表 1985年7月

創棋会祝賀曲詰



    【 作者解説 】

 若島正氏 御結婚 祝賀曲詰。
 上田吉一、故山本昭一、岡田敏の諸氏と作った「アヤコ」のうちの一局。他の作家は中長編作家なので、拙作が一番短手数。それでも連続捨駒に合駒を入れて、17手まで手数を伸ばして完成。
 祝賀曲詰は後から眺めると、だれそれは、いつ何があったのかも分かり楽しくなります。


ヤ−2 柳田 明氏作



掲載誌 詰パラ
出  題 1996年5月
結果発表 1996年9月

新ヶ江幸弘氏結婚祝賀詰




ヤ−3 谷口 均氏作



掲載誌 詰パラ
出  題 2007年3月
結果発表 2007年6月

同人入り記念作



    【 発表誌解説より 】

    担当:谷口 均
八 徳 堂 =「ト」かと思ったという評多数…かも(笑)
越川満夫=@が「ヒ」だったので、てっきりヒトシかと思ったら…。「ヒヤク」だったとは! やら
 れた!! 負けました!!!(笑)
☆同様の短評を秋元節三、岡田隆司、誤答組子、千葉等、中沢照夫、名越健将、中村増一、
 原田清実、凡骨生、山田和彦、ゆめぎんが、他多数の方から頂きました。ただ作者としては、
 このような短評は全く予想していませんでした。また「ヤ」と「ク」が少し歪だった為、意味不
 明?という評も少しありました。すみません。
か い 賊 =「ト」だとばかり思ってほぼ絶望。よくB見りゃ「シ」にならんもんなあ。
☆Aは、7手で易しい作と思っていたのですが、意外な障害が隠れていたのですね。
市原  誠=サワヤカです!
弘光  弘=飛車の特性をうまく生かした詰上り。
今井秀和=手の組み合わせが難しい。詰上りを予想しにくかった。

  ※注 同人記念作は@「ヒ」、A「ヤ」(本作)、B「ク」の3作の組曲でした。




   
 
 

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