鑑 賞 室

巧妙な手順、きれいに浮かび上がる文字。
“一局で二度おいしい” あぶり出しならではの楽しさ、面白さを、じっくりとご覧ください。



※将棋盤右上の「発表」年月は、原則として結果発表月を表しています。



サ−1 北原 義治氏作



掲載誌 近代将棋
出  題 1956年7月

独楽のうた




サ−2 本郷 昌幸氏作



掲載誌 詰パラ
出  題 1978年3月
結果発表 1978年5月

本郷VS星野競作二人展




サ−3 平井 康雄氏作



掲載誌 近代将棋
出  題 1993年3月



    【 全日本詰将棋連盟HP内『マイベストテン』の作者解説より 】

 本作は龍の翻弄が理想に近い形で表現できたと思っています。また、後から追加した初手は相当の不利感を伴うみたいで、作意2手目(イ)の変化の味良さと相まって作品価値を高めてくれたようです。
 難を言えば不動駒がやや多いこと。特に74歩と43桂は作意上全く働かないので気になる存在ですが、どちらもなければ余詰なので飾り駒ではありません。

(イ)2手目66龍は同馬、46玉、37銀、35玉、15飛以下




   
 
 

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