展 示 室

表紙ダイジェスト

これまでにトップページで掲載した作品の中から、カナ文字以外のあぶり出しを中心に、ダイジェストでご紹介していくページです。
品質は保証付きですので、どうぞごゆっくりご鑑賞ください。

■ 作意手順を見るには

作者名をクリックして次のページに進んでください。
駒を動かして作意手順が確認できます。
※Java を有効にしておいてください。


表−1  ( '09/3〜'09/8 )

小川 悦勇氏作   【詰上り図】

〔 あぶり出し+馬鋸 〕 の第1号局。本作には発表時早詰があり、これはその修正図です。
2007年12月、冬眠蛙さんのブログ 「 冬眠蛙の冬眠日記 」 で特別出題され、発表から半世紀以上を経て見事に蘇えりました。この時の解説・解答者評はどれも読み応えあり、ぜひ一読をお勧めします。


表−2  ( '10/3〜'10/5 )

北原 義治氏作   【詰上り図】

故北原義治氏作『Y』の字。
『好きなあぶり出しを一つ挙げよ』と言われたら、私はまず本作を選びます。 ため息が出るほど美しい手順、その輝きは発表から50年以上経った今でも、全く色褪せることはありません。まさに不朽の名作です。
第13期塚田賞受賞作。


表−3  ( '10/5〜'11/8 )

岡本 眞一郎氏作   【詰上り図】

岡本氏は既にイロハ48局を発表済みでしたが、唯一「ニ」の字だけが不完全でした。
しかし、詰パラ平成22年1月号に新たな「ニ」の字を発表。
これが完全となり、遂に全局完成を果たしました!
史上8人目の快挙達成です。

なお48局の全貌は、『 イロハ全局集 』 をご覧下さい。


表−4  ( '11/8〜'11/11 )

門脇 芳雄氏作   【詰上り図】

作者が『最も手順に自信あり』というだけあって非常に難解で力のこもった傑作です。
ただ作意を追っただけでは、なぜこんな手順が成立するのか理解できないことでしょう。それでも、この作品にかける作者の思いや執念は、充分に伝わってくるはずです。
じっくりとご鑑賞ください。

表−5  ( '11/11〜'12/9 )

飯尾 晃氏作   【詰上り図】

ダイナミックな大駒の躍動と、細やかで美しい収束が、完璧に調和した完成品。
本作をはじめとする高水準の曲詰で注目された後、しばらく沈黙を続けていた作者の名前が、久方振りにパラ11月号に登場しました。 
復活の日は近い!

表−6  ( '12/9〜'13/5 )

門脇 芳雄氏作   【詰上り図】

2012年5月、現代曲詰の祖というべき門脇芳雄氏が逝去されました。
そこで名著『曲詰百歌仙』の掉尾を飾る名作「引違」をご紹介します。
同書中の最長手数作であり、作者としても愛着のある作品だったのではないかと思います。
今頃は天井の楽園で、かつての棋友達と詰棋談義に花を咲かせていることでしょう。
どうぞ安らかに…。


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