昭和31年1月、詰パラ誌上付録として門脇芳雄氏のイロハ48文字が発表されました。 丸山正為氏の「将棋イロハ字図」からおよそ30年。史上2人目の快挙というだけでなく、内容においてそれまでの水準をはるかに凌駕する画期的な作品集として、詰将棋の歴史にその名を刻むことになります。 字になればよいという甘えを排し、ひたすら妙手を追及してあぶり出しのレベルを一変させた功績とともに、その作品群は今なお輝き続けています。